肩こりは日本人独特の症状で、外国には『肩こり』という言葉さえないと言われています。これは体質の違いだと思います。外国人の身体は筋肉が実に柔らかくできています。肩こりの原因は骨の歪みやズレが原因ですが、筋肉が柔らかければ神経の圧迫が弱まり、コリや痛みを感じる度合いが少なくなります。それに比べて日本人の筋肉は硬くできています。また日本人には頭痛持ちが多いと言われるのも、肩こりに悩む人が多いことが主要の原因かと思われます。
肩こりは、肩や首の血行が悪くなるために起こります。運動不足や姿勢の悪さ、筋力不足などが原因で、肩のコリや痛みが出ることもあります。デスクワークの方や40代以上で筋肉が衰え始めた女性に多いようです。
仕事による肩こり・頭痛は大きく3つに分けられます。
長時間のPCによる目の疲れ指からくる肩甲骨周りのこわばり、ノルマ等による精神的ストレスから来る肩こり頭痛。
⇒ 改善方法は、運動などにより肉体的疲労を与えてあげるとリラックスし良く寝れる。
長時間の同じ姿勢での作業、重労働ではないが同じ作業の繰り返し、深夜労働、から来る肩こり頭痛。
⇒ 改善方法は、とにかく良く食べて寝ることで筋肉は回復、作業の仕方の改善も必要。
長時間長距離運転、深夜運転、高速運転などは精神的疲労と肉体的疲労が重なって起きています。
⇒ 改善方法は、大変ヤッカイですがどこまで自分でコントロールできるかです。とにかくリラックスして休むこと。
PC・読書・編み物・縫い物、目や指先に緊張した状態を長時間継続すると発生します。
結果、肩こりは筋肉の緊張をとり血行を良くし血液・酸素の回りを良くしてあげることで改善できます。 しかし、注意しなくてはいけないのは胸部・頭部の病気からも肩こり頭痛は発生します。心配な方は病院へ行き診断を受けてください。